「継続は力なり」は正解でもあり間違いでもある
「継続は力なり」という言葉がある。
皆さんはこれが宗教家の歌だということを知っていますか?
青年よ強くなれ
牛のごとく、象のごとく、強くなれ
真に強いとは、一道を生きぬくことである
性格の弱さ悲しむなかれ
性格の強さ必ずしも誇るに足らず
「念願は人格を決定す 継続は力なり」
真の強さは正しい念願を貫くにある
怒って腕力をふるうがごときは弱者の至れるものである
悪友の誘惑によって堕落するがごときは弱者の標本である
青年よ強くなれ 大きくなれ
これが全文です。
「継続は力なり」は、 浄土宗の宗教家 住岡夜晃(すみおか やこう)さんの讃嘆の詩(さんだんのうた)より抜粋されたものだということです。
さて、ここである「継続は力なり」という言葉ですが、
確かに続けることが力になるということは間違いないです。
0.99と1.01の法則を知っていますか?
1.01^365 = 37.7834343
0.99^365 = 0.0255179645
これはそれぞれの数字を365日続ければどうなるかということを計算したものです。
毎日少しでも一つでも成長する(1.01)ことは一年後37倍もの成長が見込まれる。
しかし成長しない(0.99)場合は一年後退化しているという法則なのです。
なんで退化するという表現をしたかというと、時間は誰にも平等に与えられ
常に進んでいることになる。
ということは人は常に退化しているということになり、
その日一日成長しなければ退化(0.99)するということに他ならない。
だからこそ、続けることで人は進化・成長することができるし力にもなりうる
。
でも、これだけは覚えておいてほしい。
続けることは正義であり、力にもなる。
これは間違いない事実である。
だが「やりたくないこと」は続けないでほしい。
どんな状況であっても、自分の心を犠牲にすることだけはしないでほしい。
その結果はとても悲しい出来事にしか繋がらないのだから。。。
自戒の意味を込めて。