理学療法士の葛藤!人口呼吸器は最後じゃない。
いち理学療法士として、いつも考えていることがある。
それは、人生の最後をこの人はしっかり全うできているのかどうか。
そんなことを考えるようになったのは、理学療法士として働いて1年目から神経難病病棟で勤務をするようになってからだろうか。
神経難病病棟で働くと、なぜこの職業に就きたいと思ったのか疑問に思うことが多かった。
何故なら回復期とは違うから。
学生時代は回復期の一番光の当たるところを見てきた。
でもここは考えかたが違う。。
リハビリテーションとは、「リ・ハビリテーション」であり
全人的復権と訳されることが多い。
権利を復活することがもはやないのではと途方にくれた。
階段用に時間経過とともに状態が悪化していくのだ。
何人の死を見てきただろう。。。
そうこうしていると精神的にも病んでしまう自分がいた。
そんな中、ALSで人工呼吸器をつけていても気丈にふるまう若い女性に出会うことになる。。。
そこから私の理学療法士人生が始まるのだった。
続く